
いつも山長商店オンランショップをご利用いただき誠にありがとうございます。今回の工場だよりは私たちが製造している削り節の中でもトップレベルの難易度「針糸まぐろ 」をご紹介いたします。こちらの削り節は名前のとおり、「針に通す糸」のように細く約1mmの幅で削っていますが、本当に本当に繊細で難しいんです。
まずは、その姿をご覧ください!

通常の糸削りと比べて頂くと
針糸まぐろの細さが分かりやすいと思います。

この針糸まぐろは、以下の3つが揃って初めて製造のスタートラインに着くことが出来ます。
【極めて上質な原料の節】
【数日をかけて行う気候に合わせた前処理】
【原料の節の状態に合わせたカンナの調整】
選び抜かれ、手間暇掛けて前処理を行った原料の節に対して、実際に商品としてお出しする事が出来る量は極めて少量となり、とても希少なものになります。作り手の私自身、この針糸まぐろには想い入れがありまして、以前かつおぶしの展覧会イベントに出展させて頂いた時に、針糸まぐろを見て頂いた方々が口を揃えて「は~、これはもう芸術品 やわ~!」とお褒め頂き、職人冥利に尽きると言いますか、大変誇らしい気持ちになったのを今でも覚えてます!
できる事なら、皆さまにも実際に「針糸まぐろ」をお手にとって見て頂きたいのですが、大量生産が困難な為、特定のお客さま向けのみの限定生産・販売となっております。山長の削り職人の想いの詰まったこの「針糸まぐろ」に出会う機会がありましたら、その時にはこの記事を思い出していただければ幸いです!
今回ご紹介させて頂いた「針糸まぐろ」に限らず、私たちの削り節は皆さまのお手元に届くまでに様々な工程、携わる職人やスタッフが上質な削り節をお客さまにお届けしたいという想いで日々削り節作りに向き合っています。この工場だよりを通じて私たちの想いを少しでも皆さまにお伝えする事が出来ればと思います。
私たち山長商店の業務用削り節、だしパック、各種だし昆布の販売につましては、当オンラインショップでの販売だけでなく、地域によりましては弊社の営業スタッフがお伺いさせて頂きます。また、オンラインショップには掲載していない商品、掛け売りでのお取引、ご使用数量の多いお客さまには別途お見積りもさせて頂きますので、お店でご使用の削り節、だしパック、だし昆布などのご相談がありましたら是非、お気軽にお問い合わせフォームよりお問い合わせ・ご相談下さい。

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