いつも山長商店のオンラインショップをご利用頂きありがとうございます。私たちは毎日毎日削り節やだしパックの製造を行っておりますが、一口に削り節といいましても、使用する節の原料(魚)の種類や削り方によって商品のバリエーションは多種多様なものがあります。前回の工場だよりは鰯(いわし)の節のお話を書かせて頂きましたが、本日は、削り方の種類についてのお話を書いてみたいと思います。
私たちの削り節商品を見て頂いても、同じ種類の魚の節でも「厚削り」、「薄削り」、「糸削り」などの表記がありますが、同じ原材料の鰹節(かつおのふし)を使用しても削り方、種類(日本農林規格JAS)により以下のように分類されています。
薄削り:削りぶしのうち、厚さ0.2mm以下の片状に削ったものをいう。厚削り:削りぶしのうち、厚さ0.2mmを超える片状に削ったものをいう。糸削り:削りぶしのうち、糸状又はひも状に削ったものをいう。砕片 :薄削りを破砕したものをいう。
一般社団法人全国削節工業協会 http://www.kezuribushi.or.jp/kikaku.html
実際の私たちの削り節では、ミリ単位ではなくミクロン単位の薄さのものがございますが、JASの規格では厚さ0.2mmが厚みに対する1つの線引きになっているようです。それではそれぞれの削り節の様子を見て見ましょう。
薄削り:
削りぶしのうち、厚さ0.2mm以下の片状に削ったものを言います。 ( 主な用途:出汁、トッピング 等 )
厚削り:
削りぶしのうち、厚さ0.2mmを超える片状に削ったものを言います。 ( 主な用途:出汁 等 )
糸削り:
削りぶしのうち、糸状又はひも状に削ったものを言います。 ( 主な用途:トッピング 等 )
厚みが薄いものほど表面積が広い分、短時間でさっと澄んだおだしが取れますが、厚削りは長時間の煮出しにより香り高く旨味が強いだしが取れますね。是非、色んなお料理に使い分けてみて下さいね。
私たち山長商店の業務用削り節、だしパック、各種だし昆布の販売につましては、当オンラインショップでの販売だけでなく、地域によりましては弊社の営業スタッフがお伺いさせて頂きますと共に、掛け売りでのお取引、ご使用数量の多いお客さまには別途お見積りもさせて頂きますので、お店でご使用の削り節、だしパック、だし昆布などのご相談がありましたら是非、お問い合わせフォームよりお問い合わせ頂ければ幸いでございます。
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