いつも山長商店のオンラインショップをご利用頂きありがとうございます。これまで2回に分けて、削る前の工程「洗う」、「蒸す」を以下のブログでご紹介させて頂きましたが、今回はいよいよ削る工程のお話です。
↓↓↓↓↓前回の「洗う」、「蒸す」の記事はこちら
産地より届いたかつお節を工場の職人スタッフが確認、選別を行い受け入れを行ったかつお節を、上記の「洗浄(洗う)」、「蒸煮(蒸す)」の工程の後、かつお節を削る工程に適した温度まで節を冷ますという「放冷」工程を経て、いよいよ適温になった鰹節をスライサー(専用の削り機)で削る「切削」という工程に移ります。
削り節の原材料であるかつお節は加工するかつお(鰹)が漁獲された季節、海域、漁獲方法、魚体のサイズなどにより肉質が異なり、節の仕上がりにも個性が出ます。私たち山長商店の削りの職人は、それら原料の節の個性を長年の経験で培われた目と手先の感覚で感じ取り、商品毎にスライサーのカンナ14枚×台数分を丁寧に調整し、削り上がりを繰り返し確認しながら削り節を丁寧に丁寧に製造していきます。
1つの商品の削り始めから削り終わるまで、一定の品質を保つ為には出来上がる削り節を常に目と手触りで確認しながら最後まで決して気を抜くことはありません。
私たちにとってこれら一連の工程は体に染み込んでいるごく当たり前の作業風景ではありますが、皆さまのお店やご家庭に私たち山長商店の「削り節」お届けするまでには幾つもの工程、幾人もの職人やスタッフの手を経て最終的に「山長の削り節」になります。今後も少しづつ私たちの削り節がどのように作られているのかを紹介させて頂くことで職人やスタッフの削り節に掛ける想いの一端を皆さまに感じて頂けると大変嬉しいです。
私たち山長商店の業務用削り節、だしパック、各種だし昆布の販売につましては、当オンラインショップでの販売だけでなく、地域によりましては弊社の営業スタッフがお伺いさせて頂きます。また、オンラインショップには掲載していない商品、掛け売りでのお取引、ご使用数量の多いお客さまには別途お見積りもさせて頂きますので、お店でご使用の削り節、だしパック、だし昆布などのご相談がありましたら是非、お気軽にお問い合わせフォームよりお問い合わせ・ご相談下さい。
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