いつも山長商店の削り節、だしパックをご愛顧頂きありがとうございます。
今回は鰹節を削る前の「洗浄」をご一読下さい。
原料となる鰹節は箱詰めされて工場に届きます。多くの飲食店様にもご利用いただいているので、工場に納品される原料の量だけでも圧巻の見栄えなのですが、それはまたの機会にご紹介させていただければと思います。
今回紹介させていただく「洗浄」では、納品された原料の中には鰹節の骨や欠片といった、付着しているかもしれない異物を取り除く需要な工程です。
専用の機械で、水をかけながらブラッシングする事で、効率よく洗浄でき、付着していた異物は、機械下部に洗い落とされます。
山長商店では、以前ご紹介させていただいたように様々な節を取り扱っていますが、一番多く使う原料「鰹節」は流石、世界一硬い食材といわれるだけあって、ブラッシングをする際の回転で結構大きな音がなります。
4月、7月、10月~12月の繁忙期は、一日中「洗浄」をしているので、工場の前にいくと、朝から夕方までゴロゴロと大きな音がなっていることもしばしばあります。

<洗浄前>

<洗浄後>
いかがでしょうか?
骨や皮という小さな異物までは、画像では分かりにくいですが、鰹節を作る際に、燻煙で付着した余分なタールが洗い落とされているのがよくわかるかと思います。
あくまで製造工程の一例になりますが、「原材料選択」→「洗浄」→「蒸煮」→「放冷」→「切削」→「計量」→「包装」→「金属検査」→「在庫」→「出荷」といった工程を経て、皆様のお手元に山長商店の商品をお届けさせていただいております。
山長商店だし工房では、仕入れから製造までこだわりを持って皆様に削りぶしをお届けしております。
日々を断片的になりますが、今後も製造現場の様子をお届けしますので、また覗いていただけると嬉しいです。
だしについてのご相談がありましたら是非、お気軽にお問い合わせフォームよりお問い合わせ・ご相談下さい。
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