削り節の天敵!酸化を防ぐ包装・窒素充填のお話
いつも山長商店のオンラインショップをご利用頂きありがとうございます。今回の工場だよりは、削りたてになるべく近い状態でお客さまのお手元に削り節をお届けする為に、削り節の天敵である酸化を防ぐ為の包装・充填のお話です。
削り節の原料である「節」の状態から、工場での削り工程を経て出来上がった削りぶしは、空気に触れる表面積が格段に増える事もあり、そのままの状態で置いておくと酸化していきます。
酸化が進むと削り節の色はくすみ、また、風味も損なわれますので、削り上げた削り節は速やかに袋詰め、窒素充填の工程に移行します。酸化を防ぐ為に、削り節の包装に使用される袋はガスバリア性(酸素等を通しにくいフィルム)が高いものを使用し、窒素ガス(不活性ガス)を袋内部の空気に置きかえ、袋内部の残存酸素量を0.5%以下にします。
*窒素ガスとは、空気中の体積で約78%(酸素が約21%、その他の成分が約1%)を占め、無味、無臭、無色、無害の気体です。
山長商店では、お客さまである日本料理店さま、麺類店さま、旅館さま、料亭さまの厨房でお使い頂く際に極力削りたてに近い状態で削り節をお届けしております。
私たちの業務用削り節、だしパック、各種だし昆布の販売につましては、当オンラインショップでの販売だけでなく、地域によりましては弊社の営業スタッフがお伺いさせて頂きます。また、オンラインショップには掲載していない商品、掛け売りでのお取引、ご使用数量の多いお客さまには別途お見積りもさせて頂きますので、お店でご使用の削り節、だしパック、だし昆布などのご相談がありましたら是非、お気軽にお問い合わせフォームよりお問い合わせ・ご相談下さい。
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